小型反応熱量計とAKTSソフトウエアのパルメトリクス


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AKTSソフトウエア”Thermokinetics”とは? 

Version4.2⇒4.3の登場でさらに機能強化されました。

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AKTS サーモキネティクス・ソフトウエアが目指すことは、研究開発や品質保証のために原料や製品の熱分析測定データ得られたとき、簡単に反応速度論解析ができるようにすることです。
測定データとしてDSC,DTA,TG(DTG),TMA,化学発光、あるいはHPLCデータなどが利用できます。

 このソフトウエアはDifferetial isoconversional法のいわゆる自由モデルで転化率αごとに温度と吸発熱速度の関係を求めます。例えばDSCでは昇温速度の異なる3~4個の測定データから活性化エネルギーと前指数因子を各転化率α(0.01から99.99%)ごとに温度に求めます。

ICTACのKinetics部会は”ICTAC Kinetics Committee recommendations for performing kinetic computations on thermal analysis data” Thermochimica Acta 520 (2011) 1–19 を投稿しています。
AKTS/ThermokineticsがこのICTAC勧告に対して必要十分な機能を有しています。さらに微分型Isoconversional法はDSC、DTAのベースラインの定義が苦手とされていますが2つの最適化機能(OBsL機能とOEA機能)により精度を向上させています。さらに通常は昇温測定データからAutocatalytic(自触媒反応)を評価することは困難と云われていますが、OEA機能により昇温測定データから自触媒反応の評価が可能です。

一方、サーマル・セーフティ・ソフトウエアは 上述の“サーモキネティックスソフトウエア”による反応速度の解析結果を使って、TMR(断熱条件下での最大温度上昇速度到達時間)を算出し、有限要素解析(FEA)は非断熱条件での熱挙動の分析を可能にします。FEAにより反応進行中の物質の特性と容器の材質と形状因子による影響を解析します。

例えば危険物の収納容器の直径や断熱壁の厚さはどのくらい必要か?など重要な設計パラメータを決定したり、化学物質の貯蔵、運搬を安全に行うために収納容器の周囲温度がどのように影響するかを予測することができます。このソフトウエアは加熱プロセスや、さまざまな温度環境(等温、ステップ加熱・周期的温度変化、熱ショック、雰囲気温度変化)における反応プロセスの予測が可能になります。

おもな応用分野は自己反応性物質、推進薬、危険物質の熱災害など化学品、医薬品、食品産業の分野で使用されています。

AKTSサーマル・セーフティ ・ソフトウエアは、先進技術を採用することにより、安全に対する分析のコンセプトを提言し、熱安全評価の費用効果を最大限にします。

(このソフトウエアはサーモ・キネティクス・ソフトウエアと一緒に購入する必要があります。)


AKTS・サーモ・キネティックス・ソフトウエアやサーマル・セーフティ・ソフトウエアの導入を検討される場合、お客様のDSCなどの測定データで実際にデータ解析による評価ができます。

第6回 International-HFCS-EM 2008 German におけるAKTS社の発表内容

題名:Advanced Simulation of Lifetime of Energetic materials based on HFC Signals  (マイクロ・カロリメータ(TAM; Thermal Activity Monitor)による高エネルギー物質の寿命シミュレーション)

HFCとはHeat Flow Calorimeterの意味ですがこの発表内容では、いわゆるマイクロワット以下の微小熱量計(マイクロ・カロリメータ)を意味します。高感度のカロリメータとして知られているTAMの信号からAKTSのソフトウエアが5~10年先の予測が可能であるという論文です。

発表内容の論文(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。LinkIcon

AKTS社ソフトウエア 
アップ・グレードのお知らせ

’17/03/31
Thermal Hazard はVer. 4.41になりました。

’17/03/31
Thermokinetics, Thermal SafetyはVer.4.41になりました。

'16-11-10(現在)
SML5はVer. 5.231になりました。

AKTS/Thermokinetics
反応速度論解析ソフトウエア 

ソフトウエアの評価のため解析サービスを承ります。
ご希望の方は昇温速度が異なる4個のDSCデータをご用意ください。

関連資料

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第3回リガク・テクニス・ジョイントセミナー(2008/05/22,26)で使用したサーモ・キネティックス ソフトウエアについてのパワーポイント・ファイル(日本語)があります。

このファイルのダウンロードはこちらLinkIcon

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上の日本語のパワーポイント・ファイルはフリー・モデルのフリードマン法により活性化エネルギーを求める説明が省略されています。フリードマン法は英文のパワーポイント・ファイルで説明されています。

英文版・ファイルはこちらLinkIcon