小型反応熱量計とAKTSソフトウエアのパルメトリクス


 
        

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SML6データ処理ソフトウエアとは? 
SMLとはSpecific Migration Limit (特定移行成分限界値)のことです。

以下のコンテンツはAKTS_SML6紹介ページの和訳版です。(2021_04_09)



食品疑似溶媒と接触する多層膜の印刷パッケージに2種類の移行物質が含まれているとします。これをSML6で解析するには4ステップの操作が必要です。SMLソフトウェアのアプリケーションは、4つの主要なステップで進行します。
1)具体的な品目を選択し、その特性を選択することによりパッケージを定義します。
2)任意に選択された溶出試験条件のプロファイルの下での移行速度の予測
3)計算された結果の解釈と瓶席
4)対応する法律における溶出量の適応性を確認する。


上段のSML6操作画面で1)項目である印刷パッケージの形状やこれらの特性をSML6のデータベースから選択して定義します。



マスターデータベースまたはカスタマイズ・ユーザーデータベースからポリマー層のポリマー物質と移行物質の選択をします。
食品接触材料や移行物質、食品溶媒のデータベース
ユーザーは、パッケージ材料や移行物質の特性値が収録されているデータ ベースから選択するか、あるいは特定移行物質の特性値を手動でカストマイズ・データベースに導入することができます。


 

 2種類の移行物質の時間経過に関する移行量(溶出量)の予測計算
食品パッケージにおける食品溶媒の移行量濃度のシミュレーションのスキーム
特定の時間後に食物(または他のパックされた材料)に到達する移行量を計算するには、拡散がFrickの法則に従うと仮定されます。濃度勾配は、多層における移行物質と食品溶媒の拡散の進行を考慮して数値解析によって評価されます。異なる層の拡散係数は、アレニウス、Piringer、Tg値による補間値、Insilico、Brandsch方程式を用いて計算されます。


食品接触材料(FCM)に含まれる化学物質が食品(疑似溶媒)に溶出(移行)する量には私たちの健康安全を担保するために化学物質それぞれに移行量が制限されています。その制限値がSMLです。移行モデルを採用したSML6ソフトウエアは解析結果による溶出量がSML値を超えるのか、それとも超えないのかの適否を判定します。
通常は溶出量をHPLCなどの分析機器を使って測定しますが、移行モデルによる理論的な計算で溶出量を算出することができるものなのでしょうか?
移行モデルによるスクリーニングアプローチとは
実際の移行より過大評価をするように設計された科学的な証拠、測定データに基づいて拡散モデルを適用し、材料や製品中の化学物質の残存量に基づいて、想定される移行量を計算します。


 

 お知らせ 


AKTS SMLソフトウエアに関する情報カタログ、取扱説明書、SML6セミナー用解説書、”テク二カルノートSML_01~08”などは テクニカルノート・コーナーに掲載しています。


SML6による食品(疑似溶媒)にポリマーからから化学物質の移行量(溶出量)を支配する分配係数があり、SML6で溶出量を計算するときに重要な役目を持ちます。
分配係数とはどのようなものかについては、テクニカル・ノート_SML_07をご覧ください。2021_05_07
”食品用プラスチック中の溶出物における ポリマー/食品分配係数とオクタノール/水分配係数の関係について”大阪市立環科研報告 平成 19 年度 第 70 集,65~67page (2008)で尾崎麻子(医学博士)が詳しく紹介されているので一部を以下に掲載します。


化学物質がプラスチックから食品 擬似溶媒へ溶出する際に用いる分配係数 K ポリマー/食品 (KP,F)は、化学物質が“プラスチックと相性が良いか、 食品擬似溶媒と相性が良いか”という性質を示す数値 であり、KP,Fが 1000 であれば化学物質がプラスチックと 相性がよい、すなわち溶出しにくく、KP,F が 1 であれば 非常に食品擬似溶媒へ溶出しやすいということを示し ている。 そこで----


  このオリジナル文書は LinkIcon こちらからダウンロードできます。

 


 SML6のversionは2021_06_20時点でSML6.30です。お手持ちのSMLのVersion No.を調べるにはSML6ソフトのmenu画面からAboutをクリックします。


SML6ソフトウエアで溶出量がどれくらいになるかの解析をご希望の方は

SML6による溶出量の解析結果報告書を提出致します。

SML値を求めるために行う溶出試験に相当する実験条件①~⑧をお知らせ下さい。
1)食品容器形状(食品疑似溶媒の容量) 不明でも構いません。
2)ポリマーフィルムの種類    例えばPE,PP,PETなどポリマー名称を指定
    (多層膜はそれぞれ構成されるポリマーの名称)
3)厚み(多層膜はそれぞれのレイヤ-の厚み) 単位はμm
4)食品疑似溶媒の種類  (SML6データベースから選択可能です。)
5)移行する化学物質の名称とポリマー中の濃度(mg / kg ) ppm単位
6)食品疑似溶媒とポリマー間の分配係数  SML6のデータベースから計算されます。
7)溶出試験の設定温度と暴露時間 あるいは 
保管温度と保管時間 
下図のような溶出の経過と溶出試験結果報告書(Doc)を提出します。

 

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