AKTS_TSソフトウエアはDSCデータなどからTKソフトウエアによる反応速度論解析から得られた活性化エネルギーや前指数因子を使って熱収支計算を行い、TMRやSADTを解析します。
+TSの組合せたとき、これをTKTSフルバージョンと呼称しています。
- 安全図の作成:断熱条件下でのプロセス温度の関数としての暴走時間 (TMRad = f(T))
- 時間と空間の色グラデーション2-Dおよび3-Dグラフの温度分布の変化のアニメーションビュー
- 固体および低粘性液体中の熱爆発などの非定常熱伝導システムのシミュレーション
- TMRad 4時間、8時間、24時間、7日に対応する開始温度の自動決定
- 暴走反応のシミュレーション 薬品の反応進行による発熱条件と収納容器内の熱収支条件から蓄熱の影響を決定します。有限要素解析と反応速度論解析を組み合わせた分析により、危険物の輸送に関する国連の試験および基準マニュアルの推奨事項に従って、自己加速分解温度(SADT)を決定
- ARCシミュレーション、TMRadに対するさまざまな熱慣性係数(Φ=1およびΦ>1)の影響の決定自己発熱速度曲線dT/dt、dQ/dt、dalpha/dtおよびdP/dtの決定(後続のベントサイジング計算のための圧力/ガス発生の定量化)、ARC検出感度限界(0.02K/min)に対応する温度の決定
- 冷却障害、貯蔵、輸送、スケールアップの場合のバッチ反応器などのシミュレーションのための、任意の温度に対する断熱条件下での最大反応速度までの時間の決定
TSソフトウエアは有機合成反応プロセスにおける反応槽の温度がどのように進行するかを反応速度論パラメータ(活性化エネルギーと前指数因子)を使って熱収支計算から予測するソフトウエアです。